何か食べ物を食べた後に、「あれ、顔が赤い?体にぶつぶつがでできた…」そんなとき、食物アレルギーなのかな?病院行った方がいいかな?と不安になることってありますよね。
普段、2人の子育てをしながら保育園で看護師として働き、食物アレルギーのあるお子さんや「これ、アレルギーの症状かも?いや、かぶれかな?」と感じたお子さん、保護者の方とたくさん関わってきました。
この記事では、「食物アレルギーと接触性皮膚炎(かぶれ)との違い、発疹ができた場合の対応についてお伝えします。
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結論:心配な時や症状が重いときは受診を!
食物アレルギーは、原因となる食べ物を食べてすぐ出る場合がほとんどですが、遅い場合は2時間後に出ることもあります。また、食べるだけでは症状が出なくても、食べて運動すると発症するアレルギー(食物運動誘発アレルギー)もあります。
また、小さな子どもは、皮膚が薄くバリア機能が未熟なため刺激に弱いです。そのため、食べ物や調味料が刺激となって肌が赤くなったり、発疹が出ることもあります。
こんなときは、必ずすぐに受診しよう!
食物アレルギーは、正直、一人で判断することは難しいです。ですが、最悪の場合、命にかかわる危険性もあります。以下の症状が見られた場合は、すぐに受診してくださいね。
・発疹が全身に出ている
・咳込んだり、ゼーゼーしている
・嘔吐を繰り返している
・ぼーっとしていたり、声をかけても反応が鈍い
上記に記載した症状は、命に関わる恐れがあるときです。救急車を呼ぶか迷ったり、どこの病院に行けばいいかわからないときは、#7119(救急電話相談窓口)に相談するのもおすすめです!私も何度か使わせていただき、本当に助かりました。救急搬送した方がいいときは、そのまま救急要請までしてくれます!
※#7119(救急相談窓口)はお住まいの地域によってっ対応時間や実施状況が異なります。詳細は各自治他愛の案内をご覧ください。▶#7119(救急相談窓口)についてはこちら。
また、命に関わるような症状ではなくても、同じような症状が続く場合や心配な時は、迷わず小児科を受診し医師に相談してみましょう。
初めて食べるときは、ごく少量から始めよう!
離乳食を始めるときと同じことにはなりますが、初めて口にする食材は、ごく少量から始め、食べても症状が出ないことが確認出来たら少しずつ量を増やしていくことが大切です。
食物アレルギーでも接触性皮膚炎でも、元気な時は問題なく食べれていても、風邪をひいたり、肌が荒れていたりすると、症状が出る場合があります。初めて食べるときは、体調がいいときに試してみましょう。
保育園で初めて食べる食材がないように気を付けよう
入園時に、食材チェックリストなどで、食べたことがあるものを確認する用紙を提出することがあるかと思います。そちらに記載されている食材は、園の給食やおやつで使用する食材であるため、園で提供される前に自宅で摂取し症状が出ないことを確認しておきましょう。また、毎月、献立表の配布もされるかと思いますので、そちらもチェックしていただけると、なお安心です。
症状がで始めたら、食べるのは中止しよう
食べ始めると、「ん?なんか急に口周りが赤くなってきた」「吐いてしまった」など症状がで始めたら、すぐに食べるものを中止し、口の中にある食材を可能な限り取り出しましょう。万が一、食物アレルギーだった場合、食べれば食べるほど症状が強くなる可能性はあります。また、一緒に口や手も洗い、アレルギーの原因となる食材を取り除くようにしましょう。
食物アレルギーと接触性皮膚炎(かぶれ)の違い
接触性皮膚炎(かぶれ)とは
接触性皮膚炎とは、「特定の物質が皮膚に直接触れることで、皮膚に炎症が起きる病気」です。
特定の物質とは、食材や金属や洗剤、石鹸、植物などあらゆるものが接触性皮膚炎の原因となります。
症状は、原因物質に触れた場所が、赤くなったり、ヒリヒリしたり、ぶつぶつや水ぶくれができることもあり、慢性化すると、皮膚がゴワゴワしたり、厚くなることもあります。
食物アレルギーとの見分け方
食べ始めてから現れる顔周りの赤みやかゆみは、食物アレルギーによるものなのか、かぶれによるものなのか判断が難しい場合もあります。その場合はこちらの表を目安として判断しています。⇩
| 食物アレルギー | 接触性皮膚炎(かぶれ) | |
| 症状の範囲 | 食べ物が触れていない場所にも出現することがある(全身) | 食べ物が触れた場所に限局する |
| 症状が進行する速さ | 早ければ、30分以内に皮膚症状の範囲が広がったり、他の症状が出現することがある | 食べてる最中に範囲は広がるが、皮膚症状にとどまる |
| 皮膚以外の症状 | 咳・喘鳴・嘔吐・意識朦朧など | 特になし |
こちらの表はあくまでも目安にはなりますが、この違いを念頭に判断しています。ですが、食物アレルギーでも皮膚症状だけにとどまる(いわゆる軽傷)こともあります。そのため、必ず以下のことに注意して観察しています。
・食後2時間~4時間は、症状が悪化しないか観察を続ける
・以前にも同じような症状がなかったか確認
・どのような食べ物で症状が出ているか
などを総合的に判断して、食物アレルギーもしくは接触性皮膚炎(かぶれ)によるものと推測し、必要であれば保護者の方に受診していただくように伝えています。
よく食べ物でかぶれるときはどうしたらいい?
食べものが、顔や首について赤くなったり、かゆくなったり辛いものですよね。かぶれの範囲がわずかであったり、1回だけだったら、様子見でも大丈夫かと思います。
しかし、かぶれの範囲が広い、かゆそうにしている、何度も続く場合は、皮膚科や小児科を受診しましょう。場合によっては症状に合わせた抗ヒスタミン薬やステロイド薬などが必要な場合があります。
また、症状が一時的など軽症の場合は、食べる前に食べ物が付きやすい場所をワセリンで保護してあげるとかぶれが予防することができます!
実際に、園児さんでも、よくかぶれる場合は、受診していただき処方されたワセリンを給食前に塗っています。そうすると、次第にかぶれることも少なくなっています。
※保育園でワセリンを預かってもらえるかどうかは園によりますので一度園にご確認ください。
ですが、お肌がもともと乾燥していたり荒れていると、肌がかぶれやすいため、朝晩しっかり保湿して、お肌のバリア機能を高めることはとても大切です。
2人の子供がいる我が家もワセリンは常備しています。ちょっと肌が荒れているときや、ちょっとした擦り傷、カサカサと乾燥しているときなど、万能に使えます!特に冬は唇が乾燥しやすいので、家族全員が使っています。こちらのワセリンは無香料、無着色、パラベンフリーでチューブなので小さいお子さんでも安心して衛生的にとても使うことができますよ♪
まとめ
今回は、食物アレルギーと接触性皮膚炎の違いや対応についてお伝えしました。
子どもの肌トラブルはとても多く、「もしかしてアレルギー?」と不安になることもあるかと思います。
大切なことは、子どものいつもと違うサインに気が付いてあげること。気になるときは、保湿や食事内容を見直したり、迷ったら早めに受診することも一つの選択です。
悩んだときは、一人で抱え込まず、保育園の先生や看護師、かかりつけの医師などにもご相談くださいね。(コメントでのご相談もお待ちしています(^▽^))
この記事が、少しでも不安が軽くなるきっかけになれば嬉しいです。
