小さな子どもは1年間で鼻水が出出ない日の方が少ないのではないでしょうか?
私が働いている保育園でも、特に0,1歳児はほとんどの子どもがずっと鼻水を垂らしており、クラスのティッシュペーパーの減りもとても早いです^^;
保護者の方も気にされており、連絡帳や内科健診の問診票の「お子さんの気になること」にもよく質問が記入されています。
今回は、そんなお悩みを持つことが多い、子どもの鼻水についてお話しします。
そもそも鼻水の役割とは?
花粉症や風邪をひいたときに鼻水が出るとういう経験は皆さんあるかなと思います。
煩わしい気持ちにもなってしまう鼻水。どうして人間は鼻水が出るのでしょうか。
鼻水の役割は、細菌やウイルスを体に入れないよう排除する役割があります。また、ウイルスや細菌と戦った死骸を体の外に排出する役割もあります。
つまり、鼻水は細菌やウイルスから体を守り、風邪を予防するために必要なのです。
鼻水にも種類がある
鼻水は、透明から黄色や緑色といった色の種類と、さらさら~どろどろといった粘度の種類があります。
それぞれ体にいま何が起こっているのかで、出てくる鼻水の種類も異なります。
| 透明 | 黄色・緑色 |
|---|---|
| ・風邪の引き始め →大量の鼻水でばい菌を排除しようとしている ・アレルギー性鼻炎 | ・風邪の真っただ中 →白血球などの免疫細胞が、ばい菌と戦った死骸 ・副鼻腔炎 |
鼻水がで始めたらやるべきこと
こまめに鼻水を拭き取ろう
小さなこどもは、自分で鼻を拭くことも、かむこともできません。
こまめに拭いて、鼻の下の肌が荒れてしまうのを防ぎましょう。
鼻の周りには、白色ワセリンを塗って、肌荒れを予防することも効果的です。
鼻水には、ばい菌も含まれているので、こまめにふき取ることで他の人に移してしまうのを防ぐこともできます。
1家に1台は置いておきたい!鼻水吸引機
私は、こども2人を育てるママであると同時に、保育園看護師でもあるので1日中子供と接しています。
その中で常々思うことは、「子どもの鼻水は無限に出てくる。そしてズルズルしててしんどそう…鼻水が喉に降りて、咳にもつながり、十分に睡眠がとれず、日中も機嫌が悪くなるという悪循環に陥ってしまう」です。
先ほど述べたように、鼻水をふき取ることも大切ですが、、吸引機で吸ってあげると子ども自身も楽になります。肌荒れも予防でき、ふき取る回数が減ることで保護者の方の負担を減らすことができます。
ティッシュペーパーではふき取れない鼻水まで吸い取ることができるため、中耳炎や副鼻腔炎を予防することにもつながります。
私は、値段を考えてまず手動の保護者が口で吸う鼻水吸引機を買いました。場所も取らず手軽でしたが、吸い取れる量が少なく、自分の口に子供の鼻水が入ってくるときがあり、使うのを辞めました。
次に、持ち運びができる鼻水吸引機を買いましたが、こちらも吸引力が弱くあまり吸い取れず早々に断念。
そんな経緯をたどり落ち着いたのが、「メルシーポットの電動鼻水吸引機」です。正直、値段も高くかなりの勇気を出しました。しかし使い始めるとすぐに、高い値を出した価値があると実感しました。
しっかりと吸引力があり、吸引量も多く、まるで病院で使う吸引に似ていると感じました。子供ははじめは嫌がっていましたが次第に慣れて4歳ごろでは自ら進んで使っていました。その頃には自分で鼻をかむことができてましたが(笑)
また、しっかり吸い取れることで、耳鼻科に受診する頻度も減ったように感じます。
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早めの受診がカギを握る
鼻水をこまめに拭いたり、吸引機で吸ってあげることは日常的にとても大切です。
ですが、耳鼻科に受診することで、吸引機だけでは吸い取れない鼻の奥の鼻水まで吸ってもらえるため中耳炎や副鼻腔炎につながるのを予防できます。実は、子どもの鼻と耳をつなぐ管は、大人より短く平行にあるので鼻のばい菌が耳に流れることで中耳炎になりやすいのです。
また、鼻・耳・喉を見てくれて、今の症状にあった薬を処方してもらうことで、結果的に早く治すことができます。
私の娘は現在2歳ですが、毎月と言っていいほど耳鼻科にお世話になっています。処置中は泣いて暴れますが、処置後の鼻のスッキリ感は一目瞭然です!
まとめ
こどもが小さい間は、鼻水がで出ない日の方が少ないといってもいいほど鼻水がダラダラ出ていますね。そんなときは、こまめに拭いたり吸引機で吸い取り、なるべく早く受診することを心がけましょう。中耳炎や副鼻腔炎になってしまうと、痛みが強くなったり、治るのに時間が掛かってしまいます。早めのケアで鼻水で苦しんでいる期間を減らせるといいですね。

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